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平成25年10月8日

寒露(かんろ・金木犀と下水管路)

〜松阪浄化センター〜

  

10月8日は二十四節気の寒露(かんろ)です。

 寒露とは、朝に草木をぬらす露(つゆ)が冷たくなる時期という意味です。

 

 本格的な秋の始まりとともに、冬の気配がそろそろ聞こえてきそうな、そんな時期ですね。松阪浄化センターでは秋を代表する花、金木犀(きんもくせい)が咲きはじめました。

 

さて、下水道で「かんろ」といえば、下水管路。

 下水が流れる道のことです。管渠(かんきょ)と言ったりもします。

 

松阪浄化センターのパンフレットには、下水管路の総延長として、54.0qという数字が書かれています。フルマラソンよりも長い距離ですね。

ただしこれは、太い下水幹線の長さのみを足した数字です。各家庭からは下水幹線につながる細い下水管が通っていますので、実際にはこの数字の何倍もの長さの下水管が道路の下に埋まっていることになります。

 一説によると、日本全国の下水管路を全てつなげると、月に届くぐらいの長さになるそうです。

 

ある世代の方々は金木犀の香りから、トイレを連想されるそうです。

くみ取り式トイレが主流だった時代に、いやな臭いをおさえるようにと、甘い香りのする金木犀をトイレの近くに植えられることが多かったという背景から、今から30〜40年前のトイレの芳香剤は金木犀の香りが主流だったそうです。

下水管路が伸び、水洗便所が増えた今では、「金木犀=トイレ」というイメージも、なくなりつつあるのかもしれませんね。

 

 

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