凝集沈殿ってなに?

下水処理場げすいしょりじょうでの利用りよう

りん除去じょきょ

凝集沈殿ぎょうしゅうちんでんは、下水処理場げすいしょりじょうでも利用りようされています。水処理みずしょりにおいては、川や海をよごすとされる「りん」の除去じょきょ利用りようされています。

りん除去じょきょのしくみは、生物反応槽せいぶつはんのうそう最後さいごにみょうばんのわりにポリ塩化えんかアルミニウム(PACぱっく)をいれます。

流入水中りゅうにゅうすいちゅうのりんは、PACぱっくの中のアルミニウムとの化学反応かがくはんのう(リンさんアルミニウムの生成せいせい)により凝集ぎょうしゅうします。りんをふくむ固体こたいのものは活性汚泥かっせいおでい一体いったいとなり、最終沈殿池さいしゅうちんでんちでしずみます。そうなると水と汚泥おでい上下じょうげにわかれて、きれいな水ができます。

汚泥処理おでいしょり

また、凝集剤ぎょうしゅうざい水処理みずしょり発生はっせいしたドロドロとした汚泥おでいを、水分の少ないかたまりじょう汚泥おでい脱水汚泥だっすいおでい)とするためにも使用しようされています。



学習のページTOPへ戻る