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水質汚濁防止法 この法律は、工場及び事業所から公共用水域に排出される水の排出及び地下に浸透する水の浸透を規制するとともに、生活排水対策の実施を推進すること等によって、 公共用水域及び地下水の水質の汚濁(水質以外の水の状態が悪化することを含む。)の防止を図り、もって国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、 並びに工場及び事業場から排出される汚水及び廃液に関して人の健康に係る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図ることを目的とする。
COD(化学的酸素要求量) 水中の被酸化性物質が一定条件のもとで、酸化剤によって酸化されるのに要する酸素量。mg/Lで表しCODと略記する。 一般に水の有機物質による汚濁の指標に用いられる。
BOD(生物科学的酸素要求量) 溶存酸素の存在のもとで、有機物が生物学に分解され安定化するために要する酸素量をいい、水の汚濁状態を表す指標の一つである。 20度C、5日間で消費する酸素量を標準とする。(5日間のBOD=BOD5)。
SS(浮遊物質) 水中に懸濁している物質をいうが、それらはコロイドのような小さな粒子から比較的大きい粒子まで種々の形態で存在する。 汚濁の有力な指標の一つで、下水処理では汚泥生成量に関係し、また、生物学的処理に重要な役割を持つものである。
TN(全窒素) 無機性窒素及び有機性窒素の総量。無機性窒素とは、アンモニア性窒素・亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素を指し、有機性窒素とは、 タンパク質をはじめ種々の有機化合物の窒素をいう。
TP(全りん) 水中のリン化合物の総量をそのリンの量で表したものである。
透視度 資料の透明度を表す水質指標。直径33〜35mmの平底ガラス円筒に資料を満たし、上部から底部の標識版を透視しつつ、下部の流出口から資料を流出させ、 標識版にしるされている十文字の二重線が明らかに識別できる水深(cm)をいう。
透明度 湖や海の水の透明さを表す値。直径30cmの白色円板などを水中に沈めて、見えなくなる深さ(m)で示す。
コンポスト 汚泥ケーキ単独または粗大有機物を混合して,好気性発酵させたもの。有機分がある程度分解し、その発酵熱によって病原菌の死滅、 雑草種子の不活性化が期待できるとともに、水分も減少する。窒素、リンなどの肥料分も含まれており、有機肥料あるいは土壌改良材として使用できる。
  


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